68歳のおばあさんのうっかりミスで大事故になった話③「事情聴取で後れをとった!」

事故当時、車両保険の駆け引きと前回の記事に続き、今回は警察の事情聴取についてお話していきます。

※ 少し不快な内容なので、嫌な方は “まとめ" だけ見てもらえると幸いです。自分がそのシチュエーションになった時、どうすべきかまとめているのでお役に立てれば幸いです。

↓ 過去記事 第1話はこちら

事故現場での実況見分はすぐ始まる

事故後すぐ、警察(110番)と、状況によっては救急車(119番)へ連絡する必要があります。

周りに人がいる場合、連絡をお願いしても良いと思います。

事故現場、周りが騒然としている中、

警察官は救急隊員の方や重症者なんかお構いなしで、免許出せ、整備手帳出せ、いつ何時、どういう事故だ?と淡々と自分の業務をこなしていきます。

私の場合、指と口の中を軽く切ってはいたものの、そこまでひどくないと思ったのでしょう。

5日間入院するケガでしたが、大量に血が出ていなければ業務に支障はないといった感じでした。

しかも、1人の警察官が話しかけてきているのに、横から1人、もう1人と、私の場合3人の警察官が同時に、しかも一方的にそれぞれ自分の担当分野に関し話してきました。

誰1人、何を言っていたのかさえ聞こえませんでした。

私は単的に免許・整備手帳提出と軽く説明をした後、救急搬送されました。

これが大きな間違いだったことに後から気づきました。。

救急搬送 or 入院した場合、後日実況見分を行う

入院中、警察署から電話があり

退院後、日を開けず事故現場へ来て状況を説明してください。

と連絡があります。

現場に到着すると、警察官からひと言

どーも、おまたせしました!

相手のおばあさんから被害届が出てるから、あんた加害者になるんよ。わかる?じゃあ、事故のこと教えてくれる?前見てなかったとか?

あまりにも酷い言い方の警察官と、相手がよくもまぁ被害届が出せたもんだ、と腹が立ちました。

そうです。

事故当日、頑丈な普通車に乗って無傷だった高齢ドライバー1人残り、事情聴取に応じていたのですっ!!

やらかしたーっ・・・

できることなら、一緒に事情聴取に応じましょう。後で痛い目見ます。

相手の高齢ドライバーは自分の都合の悪いことは全て「覚えていない」「知らない」を貫きとおし、自分の都合の良いことだけ話しているではないですかっ!

そこからの挽回が、それはもう大変です。。

1つでも何か言葉を取り上げてやろうと必死、冷静に対処しよう

私の場合、事故現場はこういったシチュエーションでした。

事故現場(仮)
© Google Map

とにかく後からあーだこーだ言ってもあまり効果はありませんでした。

もう高齢ドライバーの手先のようでした。。

  • 相手の道路は一時停止だけど、止まらず突っ込んできた
  • こっちは2車線、相手は1車線
  • こっちの車は衝撃で3回転して、一軒家の駐車場ポールに当たって停止した
  • 相手の車はかなりスピードが出ていたし、ブレーキ音は聞こえなかった

警察官の出だしの発言で、怒りはピークに達していた中、色々必死に伝えましたが、ちょっとでも主語や動詞が抜けた言葉を発すると、そこから上げ足を取るかのように

相手の車がおかしいなって思ったら普通止まるよね?それは前方不注意やわ。

事故現場を見れば全てわかる。

相手の車は10~20kmくらいしかスピードはでていない。

を連呼し勝手に書類を書き進めます。。

じゃあ、お巡りさんは運転中、横から車が来てて、その車側に一時停止線があっても毎回止まってはるんですよね!?10km?じゃあ、それで3回転するか見せてもらえますか!?

言っても意味ないけど、言ってやりたかったです・・・っ!くやしい。

とにかく私にできることは本当のことをできるだけ正しく伝える、だけでした。

供述調書にサインをする必要がある

最後に、パトカーの後部座席に座りながら、まとめた資料を警察官が読み上げるので聞いて、サインをすれば解放されました。

全然私の発言が盛り込まれていない、サインはしたくない!と言いましたが、警察官に

これ、サインしないと相手を加害者としてあげることができなくなるけど、それでいいってことよね?

と言われ、サインをしてしまいました。。

パトカーの中に警官2人に押し込められ、サインを要求されてうまく断るのは、事前知識がないと中々難しいと思います。。

一度サインした後の、供述調書の内容の書き換え依頼、サインキャンセル等も難しいと思います(実際にやったわけではないので、チャレンジしてみるのも手かもしれません)

まとめ

事故現場での事情聴取に関しては、ケガの具合や状況に応じ、すごく難しい話にはなってしまいますが、一番良いのは

両運転手とも、事故当時その場での実況見分に立ち会う

本当のことをちゃんと伝える

あまりにも対応が酷い時は、サインする前に警察署の苦情相談に問い合わせる

ことだと思いました。

私の時のように100%相手が悪いとあっても、1人で立ち会って入れば被害者づらする人もいます。

後から運悪く対応の冷たい警官にあたると、話を聞いてももらえないこともあります。

交通課とのやりとりはこれで終わってしまうので、できるだけ自分が満足いくように、負けずに頑張りましょう!

以上、警察との事情聴取・実況見分についてでした!

↓ クリックしてもらえると頑張れます

PVアクセスランキング にほんブログ村