68歳のおばあさんのうっかりミスで大事故になった話①「高齢者ドライバーの交通事故の危険性について」

2019年1月31日

ようやく解決したので、私が交通事故にあった時の話をまとめてました。

タイトルにもある通り、大きな交通事故でした。

※ 最後に事故時の対応アドバイスがあるのでそれだけでも見ていただきたいです

冬のある日に交通事故は起きた。気づいたのは妻の悲鳴

12月、私と妻は2人でいつもどおり買い物に出かけた日のことです。

まだ15時くらいでした。

いつも通りの慣れた道で、少し渋滞気味だったのを覚えています。

前後詰まっていたので、ゆっくり20km程度で走っていたところ、いきなり妻が

あの車おかしいっ!!!変っ!キャアアァアアァッ!!

と叫んだのでビックリしました。

その瞬間、強い衝撃、なにかが爆発したような音、フロントガラスはみるみるバキバキに割れていきました。

車は衝撃で3回転して一軒家に激突して停止

私の愛車だったハスラーです。。

屋根が変形し、サイドミラーもケーブルが出てバキバキでした。

実は、相手は普通車、私は軽い軽自動車だったので

私の車は対向車線側に3回転し、一軒家に衝突することで停止しました。

どれだけ自分の命が大事なのかわかりませんが、年配の方に限り、プリウスとかノート・リーフ等しっかりした車に乗っているイメージがあります。。

後ろに積んでいた荷物もぐっちゃぐちゃですし、運転助手席まで飛んできて大変でした。

もうちょっと角度を変えて撮ればよかったですが、ドアを見ると妻がどれだけ怖い思いをしたかがわかります。。写真を見返すと涙がでました。

変形しドアはあきませんでした。

完全に壊れてしまい全損でした。

不幸中の幸いだったのは、回転時に対向車と人が歩いていなかったことですね。

あと、事故後の瞬間は意外と冷静で、車が停止した段階で、妻の意識確認、車の向きや周りの状況、車を動かすべきか否かなど、パパっと見極めて対処できたのもラッキーでした。

原因は高齢ドライバーの一時停止無視によるもの

衝突相手は68歳女性の方で、相手方の一時停止うっかり無視、ブレーキ無しでの衝突が原因でした!

ガキ使に良く出てくるあの有名なおばちゃんさんを更にいかつくした"THE大阪のおばちゃん!"という感じの人でした。

左方はしっかり確認していたつもりでしたが、ピラーが邪魔だったのか、とんでもないスピードすぎたのか、フロントガラスで確認しているだけでは気づきませんでした。

追々、話はまとめていこうとは思いますが、とにかくとんでもない人で

救急車で運ばれるまでの間、一度として私の車まで来て、「大丈夫か」「申し訳ない」など何もありませんでした。

こっちから「大丈夫ですか?」と確認に行くと、なんと

あれー?今日は電話かけたけど日産はお休みやわー。車の説明書どこしまったんやろかー。

いややわー。私、なーんにも覚えてないんですー。わかんないです。。

とガム噛みながら言う始末・・・

救急車で運ばれるも内蔵破裂の恐れあり

恐ろしいもので、アドレナリンのせいか事故直後は、ほぼ痛みも感じないんですね。

私の方は数時間後、口の中や指がガラス片で切れていることに気づいたり、全身筋肉痛のような痛みで動けなくなりました。

事故の大きさをハッキリ認識したのは、救急車で病院に運ばれた後のことでした。

妻に「大丈夫?」と問いかけて「大丈夫。」と意識はあるもののグッタリしていて自分では動けず、救急隊員の方が駆け付けた時には首にコルセット、タンカーで運ばれる形になりました。

救急病院に運ばれたときに先生が

これは内蔵破裂の恐れがある!急いでスキャンしてっ!

と言いだした時に初めて事の大きさと、妻の容体の悪さ、相手への怒りと憎しみで震えました。

車は生活するうえで必要な物。本当ですか?

私はまだ年齢を重ねていないので、その時にならないとわからない。と言うのは確かにありますが

とにかく口をそろえて言うのは

車は生活するうえで必要なもの

と言いますが、本当にそうなんでしょうか。

今回の事故を起こした張本人も、「これからも生活の為に車は運転する」と言ってました。。

私も妻も1週間入院はしたものの、足や手を失うなど大きなケガにはなりませんでしたが

私は腰が衝撃でヘルニアになり、事故から日がどれだけたっても、腰と左膝間接の痛みは消えないです。

妻も「これから生きていくうえで運転はできない。」とトラウマになっています。

痛む度、車が横から出てくる度に相手の顔を思い出し、腹が立ちます。

そんな状態でも保険会社側からは

私たちの治療費は半年で打ち切られ、診断書を提出しても「事故で痛めた。という証拠がない」と言う理由で話は通りませんでした。

被害を受けた側はどこまでもひどい目を見ます。

正直、かなりの大事故でしたが、人が亡くならないとテレビでも取り上げられない世の中ですが、身近なところで沢山同じような事故が起きていると思います。

自分が生活する上で、車はあると確かに便利なものですし、一度使いだすと車がない生活が考えられない。と言うのもわかります。

しかし、事故を起こした時の相手へのフォローや、責任が取れないのであれば、もう一度考えなおしてほしいです。

どうしても乗るのであれば、せめて年のせいにして「覚えてない、記憶がない」は絶対に言わないでください!

運転が危ない・やめた方がいい等、周りから言われたりしていないでしょうか?

最近自信がない、と思い始めてませんか?

買い物もいちいち運転しなくても、ネットスーパーでも頼める時代です。

「ネットスーパーの使い方なんかしらない。めんどくさい」と言わず、誰かに相談すれば教えてもらえたり代わりに頼んでくれたりするかもしれません。

「病院が・・・」と言っても、その日だけバスで行くのは絶対に無理なんでしょうか?

運転する必要がなくなるのであれば、被害者も嫌な思いをせず、後の加害者になった自分の嫌な思いもなく、お互いWinWinだと思います。

私たちは一生、相手を恨み続けると思います。恨んだところで体も車も返ってはこないですが。

事故直後に自分がどう動くべきか

私が体験した事故で学んだ、事故時の対処方法はこちら

  • 同乗者の安否確認
  • 運転席から見た周りの状況、車の状態の把握、邪魔なら車を移動させる
  • 警察、救急車の手配(これは近くに誰かいるならお願いすると良いです)
  • 相手の安否確認
  • 加入保険へ連絡

どちらに非があるかで多少順番は前後するかもしれませんが、パニックにならず冷静に対処しましょう!

ちょっと重い話になってしまいましたが、次は事故時の対応、加害者との話し合い、保険会社との闘い等、まとめていければと思っています。

以上、御高齢な方と衝突事故を起こした時の話でした。

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