68歳のおばあさんのうっかりミスで大事故になった話②「車の修理費の金額を決める闘い」
前回の事故当時の話に続き、今回はそこから先の車の修理費(車両保険)についてお話していきます。
↓ 前回の記事はこちら
救急車で運ばれている途中から相手保険会社(アクサ)から電話があった
救急車で運ばれている最中でも、採血中でも、相手の保険会社からバンバン電話がかかってきます。
こっちの都合なんかお構いなしです。
ケガ担当部門からです。
大丈夫ですか?お加減どうですか?どういった状況でしたか?
心配しているテイで事故状況等色々質問してきますが、もうここから闘いは始まっています。
相手の保険会社はどこまでも足元を見て中古買取額で査定してくる
私のハスラーは走行距離2,000km、買って2~3カ月でした。
車の購入価格は160万円ほどでした!(車+税金類全て合わせ)
私からすれば、まず大事なのは
- 相手の謝罪・反省
- 車両及び荷物の全額保証
これがあれば良い。と思っていました。
誰にでも失敗はある。相手の誠意、車を新品にして返してくれればそれでいいや。くらいでした。
が相手が提示してきたのは
車の修理額102万円でした!
は?
乗って2~3カ月の愛車が潰れて、痛い思いして、相手の一時停止無視で、返ってくる金額が102万?
車は全損で廃車です。
意味不明です。
色々調べてみたところ
中古販売額でさえなく、中古買取額で提示してきていました!
もちろん抗議しますが、相手保険の言い分はこうです。
- 金額に関する抗議はしても意味がない
- レッドブックに収められている金額から査定している
- どうしても査定方法出してほしければ担当部署が書類を出せる
- 査定部署につなぐことはできない
- 私はケガ担当なので、あなたの担当窓口ではない
- 相談窓口、担当窓口は存在しない
等、ロボットのようにどんどん気持ちを逆なですることを言ってきます。
つまりは、保険会社から直接電話をかけて、適当に納得させる作戦です!
かかってくる電話は正直無視したほうが良いと思います!
車の修理費は自分の保険と相手の保険、両方から取ることはできない
もちろん自分の加入している自動車保険からも連絡、話はあるとは思いますが
車の修理費は自分の加入している車両保険、相手が加入している保険の両方から出してはもらえません。
どちらの保険から車の修理費を出してもらうか決めるかたちとなります。
もちろんそうなると、自分に非がないと「相手の保険を使うに決まってるじゃん」と思いますが、なかなかうまくいかないものです。
自分の車両保険を使うと等級が下がる
私は自分の保険を使うと車両保険に150万に設定していたので、相手の提示額の102万より多く手に入れることができます。
ただし
自分の車両保険を使用すると等級が下がります!
当たり前のことですが。。
私の場合、3等級下がり、次回保険更新時に大体10万円ほど値段が上がると言われました。
相手保険使うも自分保険使うも、どちらの道も茨の道です。
車の修理費で自分がどう動くか
本来、どうしておくべきだったかまとめるとこうなります。
- 相手保険会社からの電話はでない
- 自分の保険会社にすぐ電話し、弁護士を用意し、弁護士を通し話をさせる
- 相手の査定額に納得せず、弁護士に相談する
相手の保険会社も馬鹿ではありません。
どこまでお金を動かすかのバトルが始まっています。
私は相手の電話に何度も出て、抗議するにもその電話越しにしていましたが、全く意味がありません。
泣く泣く自分の車両保険を使いました。
まずは自分の保険会社に電話がしつこい点、弁護士をつける点を伝えましょう!
弁護士の方に後から経緯を伝えると、
査定額は102万ではなく132万で算出していただき、もう少し上の金額でどちらの金額を受け取るか、悩むことができました。
あくまで弁護士の方が出してくださった金額なので、相手が100%受け入れるわけではありません。
「いや110万で!」「いや125万で!」とお互いが納得する金額に落ち着くので調整していくので、MAXもらえるわけではありませんが、いかに相手の手口がいやらしいかわかりますよね。。
10:0になるかもしれない案件でも、新車として返してくれないので腹立たしいですが、同じように被害を被った方の助言になれば幸いです。
以上、交通事故後の車の修理費についてでした!
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