“Trend Micro Anti-Malware Solution Platform” で重い!CPU使用率が50%を超えたり、常にディスク使用率が100%になる。原因はウイルスバスターにありました。

2019年1月14日

トレンドマイクロウイルスバスタークラウドが重い問題

ここ数日、PCの調子が非常に悪く、ほぼ動かない状態が続いてます。

こんなことなかったのでタスクマネージャーで調べてみると、"Trend Micro Anti-Malware Solution Platform" がディスクIOを占領し、使用率が常に100%になっていることが判明しました!怒

タスクマネージャーディスク使用率100%

“Trend Micro Anti-Malware Solution Platform" と “coreServiceShell.exe"

“Trend Micro" の時点でうすうす原因がわかる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうです。原因はウイルスバスターにありました!

“Trend Micro Anti-Malware Solution Platform" で検索をかけると

  • Trend Micro Anti-Malware Solution Platform ディスク
  • Trend Micro Anti-Malware Solution Platform CPU
  • Trend Micro Anti-Malware Solution Platform 重い

でるわでるわ・・・

中で動いている原因ファイル “coreServiceShell.exe" で検索をかけると

  • coreServiceShell.exe ディスク 100
  • coreServiceShell.exe メモリ

こっちもでるわでるわ・・・

どうやら “リアルタイムスキャン" が影響しているようです。

Windows10になってからここ数年、ウイルスバスターはCPU使用率をずっと独占しつづけたり、メモリ消費量がバカ高かったり、ディスク使用率が100%になったりとPCが動かなくなるまでとことん浸食し続けているようでした。

お問い合わせフォーラムでも多数 “Trend Micro Anti-Malware Solution Platform" “coreServiceShell.exe" に関する苦情が上がっており、随時アップデートで対策はしているようです。

ウイルスバスタークラウドの推奨環境について

重くなってしまう(CPU使用率が50%を常に占める)件について公式HPで回答があったので引用させていただきました。

一部の環境において、ウイルスバスター クラウドを起動後に他のプログラムを複数同時に起動した際、「coreServiceShell.exe」のCPU使用率が50%以上占有し続ける現象を確認しています。 本現象は、以下条件の環境下において現象が発生する可能性が高いことを確認しています。

・推奨要件を満たしているが、ハードウェアが古い世代を利用

・インストール要件を満たしているが、推奨要件を満たしていない

・古い世代CPU環境にて、SSDを利用している


引用元:「coreServiceShell.exe」プロセスのCPU使用率が高くなる | サポート Q&A:トレンドマイクロ

うーん・・・

大丈夫そうですが。PCも去年買ったばかりですし・・・

一応、文中にある “推奨要件" とやらも引用させていただきました。

ウイルスバスター クラウド (Ver 15.0) の動作要件 一部抜粋
対応OS
  • Microsoft Windows 10 (32ビット / 64ビット)
    Home / Pro
    ( Windows 10 S には対応しておりません。 )
  • Microsoft Windows 8.1 (32ビット / 64ビット)
    ( Windows 8 には対応しておりません。 )
  • Microsoft Windows 7 (32ビット / 64ビット)
    Ultimate / Professional / Home Premium / Starter※Windows 7 環境にはSP1(サービスパック1)が適用されている必要があります。
    ※Windows Vista 以前の OS (Vista, XP など) には対応しておりません。
C P U
Windows 8.1 / 10 の場合
 1GHz以上
Windows 7 の場合
 800 MHz以上(1GHz以上推奨)
メ モ リ
Windows 10 の場合
 2GB以上
Windows 7 / 8.1 の場合
 32ビット:1GB以上
 64ビット:2GB以上
ハードディスク 1.3GB以上の空き容量 (1.5GB 以上推奨)

こっちも問題なさそうです。。

高負荷対策:ウイルスバスターのバージョンをあげてみる

色々サポートも調べましたが、どれも「バージョンアップまでしばらくお待ちください」という回答しか見当たりませんでした。

ウイルスバスタークラウドメイン画面

ロゴと被ってしまい見えないですが、右下にバージョン情報が出ているので、ご使用のバージョンをご確認ください。

古いバージョンの場合、アップデートしてみると改善される可能性はありますよ!

高負荷対策:メモリの増設とSSDに換装する

私はメモリ増設とHDDからSSDに換装し解決しました。。

ディスクIOを食いつぶす原因を考えると

  • HDDを使っていてそもそもの転送スピードに限界がきている
  • WEBブラウザ等別ソフトが重く、メモリを圧迫しHDDまで負荷が及んでいる

どちらかかと思い、やってみるとドンピシャでした。

推奨要件以上のメモリ、ディスク転送スピードがいるかもしれません。

Windows10を使用し、かつ物理メモリの量が少ない場合、ハードディスクのスワップ領域まで使いだしている可能性があるので、タスクマネージャーでメモリーの使用量を確認してみてください。

価格もそこまで高くなく、全体的に性能が向上するのでおすすめします!!

それ以外の道について

上記対策でも難しい場合、残された道は

  1. 次回バージョンアップを待つ
  2. リアルタイムスキャンを切る
  3. 別のウイルス対策ソフトを導入し乗り換える

しかなさそうでした。。

いつでるかわからないものを待ち続ける、ウイルス対策にお金払っているのに無効にする、有効期限が残っているのに捨てる、どれも最悪です。

払い戻しシステム実装すべし。

3年経過したのでESET(イーセット)に買い換えました!

ようやく、メモリも交換しウイルスバスターがサクサク動くようになったものの、今度は3年経過して利用期間を終了してしまいました。

せっかくなので、違うウイルス対策ソフトを使ってみようかな?と思い、ESETを購入しました!

どこの?それ?と思いますが、Canon(キャノン)が販売しているウイルス対策ソフトでビックリするほど安いんです!笑

ウイルスバスターとESET、両方使ってみて思ったことをまとめました。

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