熱帯魚に白い点がポツポツと小麦粉が付いたような状態に。それは白点病(はくてんびょう)の可能性がありますよ!
何年もアクアリウムをやっていると、気づきやすく、見かけることの多い症状です。
気が付くと熱帯魚の体に白い点がポツポツと付いているのを見かけ、ほっておくと「数日で全体的に感染している!?」「魚の動きがおかしくなってきた!?」なんてことに…
この白い点のポツポツについてご紹介します!!
白いポツポツ、それは「白点病(はくてんびょう)」です!
白点病(はくてんびょう)、これはウオノカイセンチュウという寄生虫による影響です!
魚のいるところには必ずと言って良いほど存在し、完全な駆逐は難しいので
ウオノカイセンチュウはとても小さく、顕微鏡を使用しないと目視では確認できません。
感染すると急に魚が水草、砂、石などに体を擦り付ける動きを繰り返すようになります。
私の家では、酷い魚は石でケガをして内出血している場合があります。
白点病は繁殖力が高く、気が付くと全体に広がり、エラにくっつくと呼吸困難になりお星様になってしまうリスクが高いため、早期対処が必要になります!
白点病が発生する原因について
白点病が発生する原因、それは急激な温度変化、または熱帯魚が衰弱化している場合に発生することが多いです!
私の家では夏から秋にかけて水温が下がってきた時、または殺虫剤や蚊取り線香等が水槽に混入してしまい魚が弱ったときによく発生します。。
白点病の対処方法について
薬を使った確実な治療
魚に白いポツポツがまだ出ておらず、しかし、体を擦り付けるような現象を確認した場合、早期対処として市販の薬剤による治療が見込めます。
ただし、中々大変で、換水、砂の洗浄、重症の魚の隔離等行い薬剤を投与する必要があります。
マラカイトグリーン水溶液は、白点病、尾ぐされ病、水カビ病に効果があります。
1つ持っておくと安心します。
ヒーターを使ったお手軽な治療
今まで数回、白点病と格闘してきた私が行った対処方法、それはヒーターによる温度調整です。
ヒーターによる温度調整で最終的に28℃まで温度をもっていくと治療効果があります!!
ただし、いきなり水温を28℃まで上げず、日をおいて少しずつ温度をあげるようにしましょう!
↓ ヒーターを使った白点病の撃退レポートはこちら
可愛いペット、死んじゃうと悲しいのでできるだけ早めに手を打ち、助けられる病気は助けてあげましょう!
以上、白点病(はくてんびょう)の紹介でした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません