鶏肉 購入時の選ぶポイント、下ごしらえで減らす不安物質の除去について

スーパーで購入する鶏肉、何が良くて、どう下ごしらえすれば良いのか。

1人暮らしをするようになってから知った、選定ポイントと下ごしらえについてまとめました。

鶏肉を選ぶ時は脂身の少ない物を選ぶようにする

飼料などに含まれている有機塩素系農薬(ディルドリン、DDT、BHC等)は、脂肪にたまりやすく、外にでにくいです。

また、ダイオキシンなどは、肉の脂肪に残留している場合が多いようです。

極力、脂身の少ないものを選ぶようにしましょう!

ドリップしていない&色がくすんでいないものを選ぶようにする

時間が経過した鶏肉は、肉汁(ドリップ)していたり、色がくすんできたりします。

肉の色が桃色、ドリップしていないものを選ぶようにしましょう!

パックを斜めに傾けたりするとドリップがつたってくるのでわかりやすいです!

産地・銘柄別安心度一覧

鶏肉の産地・銘柄別に安心度をランキングにしました!

上から順に安心度が高いです。

  1. 地鶏肉
  2. 銘柄鶏肉
  3. 国産鶏肉
  4. 輸入鶏肉

近年、私の近所のスーパーでは、総菜コーナーの唐揚げや竜田揚げに"タイ産“と記載されたものを良く見かけるようになりました。

中国、ブラジル、タイと色々輸入鶏肉も変わってきていますね。

2017年3月、ブラジルの鶏肉で衛生基準を満たしていないものに添加物を混ぜ誤魔化したり、検察官に賄賂を渡し偽証明書を発行してもらったりグズグズのチェック、食肉不正問題で何社かリコールになっていたのをニュースを見て覚えています。(一応日本には対象企業の肉は輸入していなかったはずですが)

外食チェーン店等ではブラジル産の鶏肉を使用しているところも多く存在しているようなので、注意が必要ですね。

下ごしらえで減らす不安物質

脂肪と皮をカットする

鶏肉と皮・脂肪を分けた状態です。

抗菌性物質(合成抗菌剤、抗生物質)、女性ホルモン、有機塩素系農薬、ダイオキシンなどが存在し、肉部や肝臓、脂肪部分にたまります。

鶏肉についた脂身と皮はしっかりカットしましょう!

漬け汁を1度捨てる

唐揚げ、照り焼きなど下味をつける場合、塩・酒などでやわらかくする場合等、一度漬け汁を2倍に薄めたもので10分程度味付けします。

その際、浸透圧で不安物質がにじみ出てくるので一度捨てます。

後は薄めていない本来使用予定の漬け汁を使用します!

水で洗わない、キッチンペーパーで水分を拭きとる

うっかりドリップしている鶏肉を購入してしまったりすると、ついつい水で洗ってしまいそうになります。

しかし、生食用ではない鶏肉には"カンピロバクター"と言われる食中毒菌がいる場合があります。

水で洗うと飛び散り、二次被害を受けることもあります。

水分が気になる時はキッチンペーパーでふき取るようにしましょう!

まとめ

  • 脂身が比較的少ないものを購入する
  • ドリップしていない、色がくすんでいないものを購入する
  • 脂身や皮はしっかり取り除く
  • 2倍に薄めた漬け汁、調味液で10分置いてから液だけ捨てる
  • 鶏肉は水道で洗わない!キッチンペーパーでふき取る

製造時間は気にして買っていましたが、あまり色々気にせずレジかごに入れていました。

揚げ物の総菜などは便利なのでつい取りがちですし、シールにどこ産のものか記載がないものがあります。

イオンなどはしっかりタイ産と表記があったり、近場の信頼できるスーパーだとシールには記載がないもののポップで「この商品はタイ産の鶏肉を使用しています!」と記載があります。

表記がない、伏せている場合、輸入鶏肉と思っておいてよさそうですね。

注意して購入するようにしましょう!

以上、鶏肉の選定ポイント、下ごしらえについてでした!

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