熱中症対策に経口補水液を手作り!小児救急医療の先生から作り方教わりました!
熱中症、怖い。。
自分も何度かなったことがあり、経験したことがない方のほうが少ないかと思います。
症状が出てからだと、自分で飲み物を買ってくる、木陰に移動する、中度重度なんかでは困難です。
最初からこまめに水分補給しておいたほうが良いですよね。
実は、ポカリスエットやアクエリアスの代用品となる経口補水液、自宅で簡単に作れるのご存知でしょうか。
今回は、小児救急医療の方のお話を聞く機会があり、経口補水液の手作り方法をうかがったので内容をまとめました!
経口補水液の手作りレシピ
さっそくレシピをどうぞ!
材料 | 分量 |
---|---|
水 | 500ml |
砂糖 | 20g |
塩 | 1.5g |
レモン汁(あれば) | 大さじ 1 |
実は、水・砂糖・塩だけで作ることができるんです!
レモンやグレープフルーツの汁を足すと非常に飲みやすくなります!(入れすぎるとバランスが崩れるので厳禁)
簡単じゃないですか!?
なぜ、砂糖を入れる必要があるのか
汗をかくことで体内の塩分が排出されるから塩を補給する、梅干しを食べる。等々、それはわかります。
しかし、何故砂糖を入れるのか、前々からずっと疑問でした。
実は話をお伺いすることでわかったんですが
砂糖を入れることで、水分の吸収を高めるそうなんです!
水分の吸収、実は小腸で行っているんです。
もっとも水分を効率的に吸収させるには塩分だけでなく糖分も含まれているほうが高まることが研究でわかっています。
砂糖かブドウ糖か、どちらが良い?
砂糖を入れた経口補水液とブドウ糖を入れた経口補水液、どちらか吸収が良いのかも折れ線グラフで見せていただきました!
どちらが効率的に吸収できるかで言うと、ブドウ糖の方が断然良かったです!
「家でブドウ糖を使って作ってみよう!」と思ったときに、ブドウ糖をどうやって手に入れれば良いのかわからなかったので、手軽に入手できるこちらを使用しました。
吸収率を上げたい時は「砂糖」ではなく「ブドウ糖」にしましょう。
下痢や嘔吐をした際は手作り経口補水液ではなく市販のものを!
手軽に作れてコスパが良い、手作り経口補水液。
全てにおいて万能!というわけではないようです。
下痢や嘔吐をしている場合、脱水時に不足した体内のカリウムが手作り経口補水液では補えません。
こういう場合は、市販のポカリスエット、アクエリアス、OS1など電解質を正しく含む経口補水液を使用するようにしましょう!
以上、簡易経口補水液の作り方についてでした!
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